授乳
口唇テープとホッツ床で授乳がより簡単に
口唇・口蓋裂の病気はタイプが種々あり、授乳の困難さも児によって色々です。
- 裂が口唇および歯槽（歯の生える部分）に限っている場合は口唇にテープを貼るなど工夫をすれば直接授乳も出来るようになります。
- 裂が硬口蓋・軟口蓋にある場合はお乳が飲みづらい子どもさんが多いようです。この場合裂をふさぐ目的で上あごにホッツ床（ほ乳床、口蓋床）をつけます。 そうすることで、鼻と口に境ができて上手に飲めるようになります。乳がよく飲めるようになるだけでなく、ホッツ床には、不自然な位置になっているあごをよりよい位置に矯正することで、あごの裂の幅が減少するという効果もあります。
ほ乳ビンの選択
赤ちゃんが自分の力で無理なく飲めるほ乳瓶が良いでしょう。
さかさまにして、ポタポタと落ちてくるのは避けましょう。
メデラ社のスペシャルニートフスターが
お勧めです。
